RTX5090 ゲーミングPCはクリエイティブ作業でどこまで実力を発揮できるか
動画編集で求められる処理速度をどの程度カバーできるのか
動画編集を続けてきて、私が一番実感したのは「待たされない環境の大切さ」でした。
昔のパソコンではレンダリングのたびに手が止まり、気持ちが乗っている時でもスーッと集中力が抜け落ちる。
正直、あの時間が積み重なるのは精神的にも辛かったです。
流れが切れずに作業に没頭できる、その喜びは大きい。
振り返ってみると、以前は「本格的な動画編集は大企業のスタジオに置かれた高価なワークステーションでしかできない」と思い込んでいました。
でも今のゲーミングPCは、もうその常識を軽く飛び越えているんですね。
RTX5090を触れた瞬間、まるで固定観念が打ち壊されるような衝撃があった。
思わず「ゲーミング機なのにここまでか」と口から出てしまったほどです。
体感としては、もう立派なプロ機材と呼んで差し支えないレベルでした。
誇張ではなく、本当にです。
実際の現場でも成果ははっきり出ていて、20分超の4K映像にカラーグレーディングや複雑なトランジションを重ねても、プレビューでカクつくことが滅多にありません。
以前なら確認のたびに仮出力を繰り返し、時間も手間も奪われていました。
しかし今はシームレスに比較検討ができる。
作業速度が上がるだけじゃなく、精神の余白も生まれる。
肩の力が抜けて、安心して取り組めるというのは本当に大きな変化です。
さらに強調したいのは、新しいNVENCエンコーダーの存在です。
エクスポートの速さが格段に違います。
CPUの負荷が軽いので、動画を書き出しながら調べ物や資料づくりを同時並行で進められる。
昔の環境では出力中は本当に身動きが取れなかったのに、今では何事もなかったかのように仕事が続けられるんです。
これはまさに革命。
私は初めて試したとき、思わず声が出ました。
もちろんGPUだけが全てではなく、CPUやメモリ、ストレージも重要です。
Ryzen 9000やCore Ultra 200と組み合わせ、DDR5を64GB積めば心強い。
さらにGen.4のNVMe SSDを導入すると、素材の読み書き速度が飛躍的に上がり、保存時のストレスも解消されます。
一度コストを抑えるためにストレージ部分を妥協したことがあったのですが、その途端にGPUの性能を十分に引き出せない現実に直面しました。
バランスの大切さを痛感しましたよ。
私は普段、動画作業中に新しい企画を考えたりプレゼン資料に手を入れながら同時進行することが多いです。
もしその際のPC動作が重いと、すぐに集中が切れてしまうのですが、RTX5090環境なら並行作業も余裕。
快適さを知ってしまった今、昔の環境にはもう絶対に戻れない。
とはいえ完璧ではありません。
実際に使って分かった欠点もあります。
グラフィックボードが大型化しているため、本体ケースや冷却装置、電源ユニットの選び方が重要になります。
静かで安定した動作を得るための投資は避けてはいけません。
私自身、エアフローの悪いケースを選んでしまい後悔したことが一度あり、以来そこは絶対にケチらないようにしています。
それでも、このPCで動かせるソフトの幅広さは魅力的です。
AIによるノイズリダクションや自動編集アシストの機能を同時に走らせても、余裕があります。
以前は処理落ちが怖くて試せなかった機能を、今では自然に使える。
その結果、新しい編集の可能性を開くきっかけになりました。
ワークフローを広げてくれる存在です。
さらに未来への投資という視点も大事だと思っています。
現時点ではオーバースペックにも映るかもしれませんが、ソフトやメディアの進化のスピードを考えれば、この余裕は安心材料です。
結局のところ、このマシンは動画編集を大きく変えてくれる存在でした。
コストは安くはありませんが、価格以上の価値を提供してくれるのです。
効率性と創造性、その両方を保証してくれる。
だから私はRTX5090搭載PCを「手放せない相棒」と呼んでいます。
没入感。
最終的に私が辿り着いた答えはこうです。
動画編集を真剣に取り組む人にとって、RTX5090を備えたゲーミングPCは間違いなく現時点での理想解だと。
そしてこれを手にした瞬間から、自分が作業に縛られない自由を、本当の意味で掴んだように感じています。
3DCGレンダリングで体感できるパフォーマンスの差
3DCGの世界で本気で成果を出したいと考えているなら、私はRTX5090を導入するに越したことはないと感じています。
その理由は単に作業が速くなるというだけではなく、自分の仕事の進め方や精神面にまで影響を及ぼすからです。
以前はレンダリングの待ち時間が長すぎて、気がつけばスマホをいじっている私がいました。
あの時間、どうにもならない苛立ちが積み重なっていたんです。
しかしRTX5090を導入してからは、その無駄な時間がごっそり削られてしまった。
あっという間に結果が出る。
ある日、大規模な建築パースを仕上げる仕事がありました。
以前の環境では1カットを仕上げるのに20分もかかっていました。
20分と聞くと短いように感じるかもしれませんが、締切に追われている時には永遠に感じるものです。
ところがRTX5090に切り替えてからは同じ処理が7分程度で終わる。
正直、驚きでした。
単なる効率化という以上に、余裕が生まれるんです。
「まだ修正をお願いしても大丈夫ですか？」とクライアントから連絡が来ても、「はい、その場で反映できます」と即答できてしまう。
その瞬間、確かに仕事のテンポが一段階上がった実感がありました。
性能面で大きな違いをもたらしているのはGDDR7メモリ32GBの存在です。
複雑な照明設定や重たいテクスチャを扱っても、描画が途中で途切れない。
この安心感は何物にも代えがたいと感じました。
以前は画面が固まり「頼むから動いてくれ」と念仏のように唱えるしかないことも多かった。
しかし今は、レンダリング中でも落ち着いて次案の確認を進められる。
まさに余裕です。
プレビューの体験も大きく変わりました。
昔ならレンダリングが始まった直後はノイズの海。
何をしてもまともに形なんて確認できず、ただじっと待つしかありませんでした。
ですがRTX5090ではAIデノイザーやDLSS 4によって、解像度を犠牲にせずすぐに結果が見えてくるんです。
これが思いのほか精神的に楽で、最終調整の局面で不必要な不安に追い込まれることがなくなりました。
作業終盤まで集中を切らさずにいられるのは、私にとって大きな財産です。
もちろんGPUだけが良くても意味はありません。
システム全体のバランスが不可欠です。
CPUについてはCore Ultra 7やRyzen 9クラスがあれば十分対応できますし、メモリは64GBを最低ラインにして128GBを積めば一層快適になります。
NVMeのGen.4 SSDは必須です。
読み書きの速さは想像以上に体感を変えてくれます。
待たされない仕事環境。
それがどれほど精神に優しいか痛感しましたね。
冷却についても考えました。
正直、空冷でも性能は十分でしたが、長時間高負荷で動かすとどうしても温度が気になったんです。
騒音の小ささも大きなメリットで、静かな環境で仕事ができることは集中力にもつながります。
ケースにはガラスパネルを選びました。
単なる見た目の問題と思われるかもしれませんが、内部を確認しやすく作業性が良いのも利点なんですよ。
自己満足の投資と思いきや、日常的な使いやすさに直結していると気づきました。
正直に言うと、最初にRTX5090を検討したとき、私の本音は「ゲーミング用途にオーバースペックでは？」というものでした。
周囲からも「そこまでの性能は要らないでしょう」と笑われたんです。
でも実際に導入してみると、想像以上に仕事が変わってしまった。
時間が節約できる。
精神のゆとりが生まれる。
その余裕が結果的にアウトプットに表れる。
私はこう結論づけています。
3DCG制作を生業にする、もしくは本気で腕を磨いていきたいと考えるなら、RTX5090の導入は迷う余地がない、と。
迷っている時間すら無駄に感じます。
レンダリングという作業は、単なる技術的な処理ではなく、私にとっては生活のリズムに大きく関わる存在です。
RTX5090のおかげで、以前よりも早く仕事を終えられるようになりました。
その分、家族と過ごす時間が増えた。
子どもの宿題につきあい、夕飯を一緒に囲み、休日にはしっかり休むことができる。
そんな当たり前の時間を取り戻したことの意味は大きいと心から思います。
つまり、これはグラフィックカードの話だけではありません。
生き方そのものに直結する投資なんです。
導入を迷っている方がいれば、私は胸を張ってこう伝えます。
やるなら今だ、と。
RTX5090は、ただの性能強化ではなく、人生を取り戻すための選択肢なんです。
生成AIを使った制作ワークフローに十分応えられるのか
生成AIを使いこなすには、GPUの性能が鍵を握ります。
これはもう疑いようがありません。
私は過去に何十回も環境を見直してきましたが、RTX5090を導入したときほど衝撃を受けたことは久しぶりでした。
「これが本当の答えだったのか」と思わされました。
以前まではCPUのクロック数やメモリ容量を追いかけるのが当たり前で、私もその考えを疑いなく信じていました。
しかしRTX5090の演算能力に触れ、複数の動画を同時に生成しても落ちない処理速度を目の当たりにした瞬間、自分が抱えていた常識はあっさり崩れました。
夜中に数時間レンダリングが終わるのを待ちながら、無駄にコーヒーを流し込んでいたあの頃とは、もう決定的に違う世界です。
仕事の中に生成AIを組み込みはじめてからは特に違いを実感しました。
これまで数分の動画を修正するために再レンダリングで数時間を消費し、その間は他の作業も止まる。
そのジレンマが本当に嫌でした。
しかしRTX5090を積んだPCでは修正内容をほぼリアルタイムで確認でき、そのまま次の工程に進める。
初めて体験したとき、思わず「これは革命だな」とつぶやいてしまいました。
画像生成も同じです。
テキストから一気に高解像度素材を作成でき、しかもエラーが出づらい。
32GBのGDDR7メモリが積まれているからこそ、多くの学習済みモデルを安心して走らせられるのだと思います。
現場で使う人間にとって、その安定感は何より大きな価値です。
ただ、当然ながら課題もあります。
発熱と消費電力。
この2つには本当に悩まされました。
空冷ファンだけで甘く考えていたころは、処理が途中で止まることもありました。
冷却はデザインより実用優先。
私がピラーレスのケースを選んで後悔した経験はまさしくその典型です。
かっこよくてもエアフローが弱ければ話にならない。
冷却を真剣に考えたケースに買い替えてようやく落ち着きました。
SSDに関しては意外な発見がありました。
PCIe Gen.4の2TB SSDで十分に足り、処理全体を見渡したとき、むしろGPU冷却の方が圧倒的に成果を左右していたのです。
だから私は、高価なストレージに投資するより、冷却に予算を回す方がよほど効果的だと思っています。
これからAIモデルがさらに巨大化していくのは避けようがありません。
その未来を見れば、最初からRTX5090のようなハイエンドを選んでおくのが賢明だと私は確信しています。
中途半端な性能で我慢していると、必ずどこかで限界を迎える。
そのときまた買い替えるより、最初に腰を据えた構成を作った方が精神的にも経済的にも楽です。
安心できる。
そう実感しています。
もちろん、すべてをGPUに任せきれるわけではありません。
より大きなプロジェクトを走らせるなら、メインメモリを64GB以上に積んだほうが快適です。
だから今どの仕事をしているか、また将来的にどんな作業をするかを冷静に見極める必要があります。
そしてもう一つ、ここ数ヶ月の変化を強く感じています。
SNSに流れてくるショートアニメ。
あれは個人が短期間で作ったものなのに、クオリティが既存の商業レベルに迫る。
思わず二度見してしまうほどです。
制作費も時間も、かつての常識と比べたら桁違いに減っている。
RTX5090を搭載する環境があれば、かつて夢物語にすぎなかったことが手に届く。
私はその事実にワクワクしました。
最終的にどうするかは、やはりその人の覚悟の問題です。
生成AIを単なる遊び道具にとどめるなら、そこまで投資する必要はないでしょう。
けれど仕事や本気の創作に組み込むのであれば、私は迷わずRTX5090を推します。
冷却、メモリ、電源といった周辺環境を手堅く整える必要はありますが、それさえ超えれば別次元の制作体験が待っています。
時間短縮、集中力維持、成果物への満足感。
その全てが得られます。
私は断言します。
RTX5090 ゲーミングPCに合わせるCPU選びの考え方
Core UltraとRyzen 9000を組み合わせたときの実用的なバランス
GPUがいくら強力でも、CPUが追いつかなければただの「重い装飾品」になってしまうからです。
そのポイントで候補に挙がるのが、現時点の最新世代であるIntel Core UltraシリーズとAMD Ryzen 9000シリーズ。
この二つはどちらもスペック表では甲乙つけがたいのですが、実際に使ってみると性格の違いが如実に顔を出してきます。
机上の理屈より、自分の手で確かめた感覚こそが判断を決めるものですよね。
私が仕事で両者を使ってまず気付いたのは、ゲーム用途だけで比較すると大きな差が見えにくいということでした。
わざわざ高価なCPUの上位モデルでなくとも、快適さだけなら保証されている──そういう感覚でした。
ただし話はそこで終わりません。
次に注目すべきは生産系タスクです。
動画編集や3Dレンダリングを長時間扱ってみると、Ryzen 9000シリーズの持つ大容量キャッシュがじわじわ効いてくることに驚かされました。
例えば複雑なBlenderのシーンを扱った時、シミュレーション計算のレスポンスが少し早いだけでも、積み重なると大きな差になる。
数値上のベンチマーク以上に、作業している自分の身体で「これは楽だ」と感じられる瞬間。
それがRyzen 9000にはありました。
机に向かって息を詰めて処理を待つ時間が短くなるのは、精神的にもずいぶん救われるものです。
一方でCore Ultraを使ったときには、別の安心感を得ました。
Adobeのソフトを同時に数種類走らせたり、画像生成AIを裏で回したりするシーンで、システム全体が途切れずに滑らかに動いてくれるんです。
これは内蔵NPUと効率設計、そして高速なThunderbolt接続の安心感が重なった結果でしょう。
毎日の仕事道具としてストレスが積み上がらないことが、40代半ばの私には何よりありがたい。
静かなオフィスの空気を乱さず、自然に仕事に寄り添ってくれる存在。
その快適さは数字では測れません。
ゲーミングでは差はなく、制作タスクになると個性が顕著になる。
だからこそ、自分がどんな現場でこのPCを使うかで判断するのが一番現実的だという結論に至ります。
映像やAIを中心にテンポ良くこなしたいならCore Ultra。
腰を据えて膨大なレンダリングに挑みたいならRyzen 9000。
この振り分け方がとてもシンプルで、納得感があるのです。
先日私は出張先でCore Ultraの入ったノートを使い、ホテルの机で4K映像の編集をしました。
正直に言えば、あの静音具合と省電力性は大いに助かりました。
ホテルの薄い壁でファンが唸っていたら落ち着かないですからね。
逆に自宅のデスクトップではRyzen 9000による演算の余裕が本当に頼もしい。
重たいレンダリングを一晩回して、朝起きたときに作業が完了している安心。
これがあるから次に進めます。
用途ごとの役割分担。
私が一番手応えを感じた構成は、Ryzen 7 9800X3DとRTX5090の組み合わせでした。
コストと性能のバランスがとても良く、どの用途でも大きな不満がありません。
メモリを64GB、ストレージを2TBクラスの高速SSDにすれば、数年先でも十分耐えられる。
まさに相棒という表現がぴったりです。
長時間の作業であれ、休日の息抜きのゲームであれ、安心して任せられる。
そんな感覚を持てる構成でした。
もちろん上を見ればキリがなく、最上位のCPUを組み合わせる構成も可能です。
しかし大半の方にとっては費用対効果として疑問符がつくでしょう。
性能がどれほど伸びても、実際の体感が追いつかない。
むしろ無駄に電力を消費して負担が増える場面もある。
だから私としてはCore Ultra 7やRyzen 7 9800X3Dあたりが最も「ちょうどいい」落とし所だと断言できます。
必要十分な力と、まだ手が届く価格帯。
この二つを兼ね備えたラインを意識するのが、長く後悔しない選び方だと確信しています。
言ってしまえば、大事なのは自分自身がどんな場所で、どんなリズムでPCを使うかです。
それが判断軸にならないと、数字に振り回されて消耗するだけになるのです。
私はRTX5090という圧倒的なGPUに、手頃な中上位CPUを合わせるのが一番現実的で、そして幸せになれる選択肢だと伝えたい。
過剰な投資よりも日々堅実に寄り添ってくれる性能。
その方が結局は豊かな仕事と生活に直結するのだと、使い込むほどに実感しています。
マルチスレッド性能が効率アップにつながる具体的なケース
表向きはGPUの性能にばかり注目が集まりがちですが、実際に制作現場で大切なのは、作業が滞らず安心して進められるかどうかに尽きます。
待ち時間の短縮や動作の安定は、結局のところCPUの処理力に依存している場面が多いのです。
そこで感じるのは「やっぱりCPUが土台を支えているんだな」という実感でした。
少し前の話になりますが、私は映像編集の案件で8Kの素材を扱う機会がありました。
古いCPUを使っていた頃にはプレビューの再生だけでカクつきが気になり、やむを得ずプロキシを使って軽くしながら作業を進めていました。
それは効率的ではあるものの、本音を言うと手間で仕方がなかったのです。
しかし、ある時思い切ってCore Ultra 9とRTX5090を組み合わせて環境を更新したところ、フル解像度でもスムーズに再生できるようになり、その差に驚愕しました。
正直に言うと、「もっと早く変えておけばよかったな…」と心から思いました。
あの快適さはGPUの力だけではなく、CPUの並列処理能力がしっかり支えていたからこそ実感できた成果なのです。
安心感が圧倒的でした。
BlenderやMayaの大規模レンダリングに取り組んでいると、GPUは重たい計算処理をサクサクこなしますが、最終的に進行のテンポを整えているのはCPUです。
私は16コアや24コアといったクラスのCPUを導入したことがあるのですが、その余力があるだけでGPUに無駄な待ち時間を与えず済み、結果的に納品までの時間が数時間単位で短縮されました。
この数時間の短縮がプロジェクト全体に及ぼす影響は大きく、クライアントの信頼という目に見えない価値にまでつながります。
時間はお金以上に大切だと痛感しました。
普段の作業スタイルを振り返ってみても同じです。
私は複数のアプリを立ち上げながら動かしていくことが当たり前で、After Effectsでコンポジット、Premiereで書き出し作業、さらにブラウザで情報収集や音楽を再生という並行作業ばかりをしています。
ですが、コア数が多く高スレッド性能を備えたCPUにしてからは、同じ状況でも余裕を見せてくれるようになったのです。
その余裕に思わず「これは頼もしいな」と声に出してしまいました。
ゲーム配信の体験でもCPUの重要性を思い知らされました。
私は一時期趣味で配信をしていたのですが、そのとき配信ソフトがCPUに強烈な負荷をかけ、肝心のゲーム動作がガクガクになってしまうことが多かったのです。
確かにRTX5090のNVENCは非常に高性能で、GPU頼みでもある程度はこなせるのですが、エフェクトの重ね掛けや追加のエンコード処理などではCPUがボトルネックとなります。
余裕のあるCPUを用意したときには、その違いは歴然で、ゲームも配信も安定した状態で進められました。
視聴者にとってストレスがない配信を実現するには、結局CPUが表に出ない部分を支えているのだと痛感した経験です。
BTOパソコンの構成選びにおいても同じです。
最近はRTX5090を意識した構成だと、Ryzen 9 9950X3DやCore Ultra 9 285Kといったモデルがよく選ばれるようになってきました。
私自身RyzenモデルとCore Ultra機を比較しましたが、出力速度にはほとんど差がなく、むしろRyzenのほうが消費電力や発熱が抑えられ、長時間作業の際に楽だった印象があります。
数字以上に、実際に触れて体感する快適さのほうが大事です。
やはり仕事道具は机上のスペックではなく、自分の手でどう感じられるかが一番の判断基準になりますね。
AI生成系でも同じ構図があります。
Stable Diffusionのような仕組みではTensorコアが注目されがちですが、中間データをスムーズに運ぶCPUの性能が伴わなければGPUの持つ力は無駄に眠ってしまいます。
特に大規模なモデルを扱うときは、CPUの並列処理力が仕事全体のテンポを決定します。
AI生成にはGPUが不可欠ですが、それを裏でしっかりと支えるCPUこそが縁の下の力持ちなのです。
音楽制作を始めた頃にもCPU性能の大切さを痛烈に実感しました。
複数のプラグインを同時に立ち上げると、CPU負荷が足りない場合は再生中に音が途切れることがしょっちゅう起こりました。
その度に「集中が削がれるな…」とフラストレーションを感じていました。
しかし、高いスレッド数を誇るCPUではそうした問題が自然と解消され、楽曲制作を最後まで集中して楽しめました。
作業のリズムを崩さず進められることの快適さは、他の何にも代えがたいものです。
音が止まらない安心感。
突き詰めれば、作業が快適かどうかは「待たされる時間」があるかどうかに大きく左右されます。
待つ苦痛から解放されたときに感じるスムーズさこそ、クリエイターにとっての本当の価値です。
RTX5090と強力なマルチスレッドCPUの組み合わせは、その未来を切り開くための現実的で力強い一手になると、私は確信しています。
GeForce RTX5090 搭載ハイエンドPC おすすめ5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RD
| 【ZEFT R60RD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6600Gbps WD製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ホワイト |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55HK
| 【ZEFT Z55HK スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GY
| 【ZEFT Z55GY スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GJ
| 【ZEFT R60GJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6800Gbps Crucial製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GW
| 【ZEFT Z55GW スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ ASUS製 水冷CPUクーラー ROG LC III 360 ARGB LCD |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
発熱や冷却が長時間の安定稼働に及ぼす影響
RTX5090を積んだゲーミングPCを扱う上で、私がいちばん痛感したのは「冷却を軽く見た瞬間にすべてが崩れる」という事実でした。
初めてそのことを身をもって体験したとき、ただの作業不具合ではなく、自分の判断の甘さを突きつけられた気がしたのです。
GPUの性能がどんなに高くても、冷却が追いつかなければ数分で熱に追い込まれ、突然クロックが下がり、焦りで背中にじっとり汗が流れる。
あの瞬間を忘れることはできません。
最初の失敗は本当に情けないものでした。
導入直後、ケース内の温度管理をろくに考えもせず「まぁ動くだろう」と軽く構えてしまったのです。
数十万円の投資がいきなり手のひらで滑り落ちていくような感覚で、胸の奥がヒュッと冷えたのを覚えています。
あのときの落胆は、正直言って今思い出しても苦いものしか残りません。
そこで私はようやく、冷却設計がすべての土台になることを理解しました。
ケースのエアフロー設計を真剣に考え、水冷か空冷か、何を優先すべきか、日々言い訳できないレベルで調べて組んでいったのです。
もちろん、熟練者が組み上げた高性能な空冷も見事なものですし、場合によってはそれでも十分に機能します。
ただ、私自身は夏場や徹夜作業を考えると、水冷がもたらす余裕が精神的にも作業効率的にも欠かせないものだと強く感じています。
ここで忘れてはならないのがケース選びです。
見た目だけで判断したことが仇となった経験があります。
ガラス張りでスタイリッシュに見えたケースを導入したものの、想像以上に正面吸気が弱く、高負荷時の安定性がガタガタでした。
その後、正面がメッシュになったケースに切り替えたら、風の通りがまるで違う。
GPUは嘘みたいに安定し、ようやくRTX5090が持つ本当の力を引き出せた気分になりました。
衝撃でした。
そして盲点となりがちなのがSSDです。
高速なGen.5対応のSSDを積んだ時、90度近い温度になり、一気に速度が制限されて画面上で処理が止まった。
本当に拍子抜けして呆然としました。
性能はどこかひとつでも詰まれば意味がない、その教訓をこの時に刻み込まれたのです。
CPUの冷却も言うまでもなく欠かせません。
GPUに意識を奪われがちですが、Core Ultra 9やRyzen 9といった最新のハイエンドCPUもまた、下手をすればシステムを止めるほど熱を持ちます。
以前、GPUは完璧に冷やしていたのにCPUの温度が一気に跳ね上がり、突如として全体が止まったことがあります。
ショックで椅子から腰を浮かせるほどの出来事でした。
その一件以来「GPUさえ冷やしておけば大丈夫」という甘い考えは完全に捨てました。
ここで問題になるのはやはりコストです。
エアフローを重視したケース、水冷キット、追加のヒートシンクにファン。
出費は確実に膨らみますし、導入前は「さすがにここまでは必要ないのでは」と私も思っていました。
ただ、現実は違いました。
妥協をすると必ず痛い目を見る。
それを何度も経験すると、最初からケチらず冷却に投資していれば作業効率も気持ちの安心も得られたと強く思うようになります。
今となってはあのコストは負担ではなく、成果を守るための最低限の保険だったのだと感じています。
RTX5090のポテンシャルを活かすために重要なのは、GPU単体の冷却ではなくシステム全体を包括した冷却計画だということです。
GPU、CPU、SSDをそれぞれ視野に入れて、息の長い安定を実現する。
それなくして大きな仕事を安心して任せられる環境はできません。
空冷、水冷、どちらの手法を選ぶにしても共通で言えるのは、余裕をもったエアフロー設計と冷却能力が必須であること。
ここを疎かにした瞬間、目の前の仕事も時間も全部が失われる。
そんなことを何度も体験しました。
気づいたとき、私はようやく「信じられる環境」を整えられたのだと実感しました。
精神的な安心は思っていた以上に大きい。
ようやく「本当に頼れる相棒を得た」と心から思えました。
だからこそ最後に伝えたいのです。
RTX5090を使うなら、冷却には絶対に妥協してはいけません。
導入時に悩むのは当然ですが、長い時間を一緒に乗り越えるマシンを築くためには不可欠な投資です。
基盤であり、根幹である。
声を大にして言いたい。
妥協するな、と。
RTX5090 搭載ゲーミングPCに最適なメモリとストレージの現実的な組み合わせ
DDR5は32GBで十分か、それとも64GBを選ぶべきか
RTX5090を搭載したゲーミングPCを購入する場面で最後まで迷うポイントは、やはりメモリを32GBにするか64GBにするか、ここに集約されます。
私の率直な結論を言ってしまえば、ゲームだけが目的なら32GBで十分です。
最新の重たいタイトルを遊んでいても、それを突き抜けて足りなくなる場面にはほとんど遭遇しません。
並行してブラウザやボイスチャットを開いたとしても、フレームレートがストンと落ち込んで頭を抱える、そんな経験は私にはありませんでした。
結局のところ、ゲーム中の快適さはCPUとGPUの組み合わせ次第で決まる部分がとても大きいというのが、私自身の実体験からの実感です。
とはいえ、用途がゲームだけに留まらない場合は事情が一変します。
私が以前仕事で4K映像編集をしたときのことを今でも覚えています。
編集中にタイムラインを動かすだけで再生がカクついて、しまいには編集作業を中断せざるを得なくなる瞬間の苛立ちときたら、もう思わず机を叩きたくなるほどでした。
エフェクトを重ねれば重ねるほどソフトが固まり、頭を抱えて「またかよ…」とぼやいてしまったものです。
その時痛感したのは、32GBの壁は思った以上に厚く、創作活動では足を引っ張ることがあるという現実でした。
だからこそ、余裕を持たせたいのであれば64GBは選んでおくべきなのだと思います。
安心と安定の両立。
それが欲しくなるのです。
特に最近ではAIを絡めた制作も増えています。
たった数分で32GBを使い切り、作業が強制的に止められることさえありました。
RTX5090の桁違いの演算能力には心が躍りますが、メモリ不足で使い切れない状況は宝の持ち腐れです。
GPUは走る準備ができているのに、その前で「待った」がかかる。
なんとも虚しい気持ちになったものです。
私の中で特に印象に残っているのが、ゲーム実況を始めた頃の経験です。
OBSで配信録画を回しながらゲームを起動し、さらに裏でAdobe系のアプリを開いていたら、動作が一気に重くなってしまいました。
シーンを切り替えるだけで間が空き、「おいおい、このタイミングで遅延かよ」と思わず独り言を漏らしてしまうほどのもっさり感でした。
しかし後日、思い切って64GBに換装したときの変化が劇的でした。
録画と編集を同時にこなしても軽快で、画面操作がスムーズに進み、胸のすくような快適さが戻ってきたのです。
もちろんコストの壁は避けられません。
いまだにDDR5-5600の価格は安いとは言えず、財布と相談して逡巡する気持ちは痛いほど理解できます。
ただ、RTX5090という最上位GPUを手にする時点で「なるべく妥協せずに最高の環境を用意する」ことが本来の選択肢ではないでしょうか。
ここで数万円を惜しんだせいで性能を殺してしまうなら、それはやっぱり本末転倒です。
私としては、そこは声を大にして伝えたいところです。
さらに将来を見据えれば64GBの有用性はもっと高まります。
GPUの進化は待ってくれません。
これから先の新作ゲームはますます高度なAI処理やレイトレーシングを取り込み、膨大なリソースを食い尽くしていくでしょう。
それはVRAMだけに収まらず、システムメモリにも確実に波及します。
今は充分に見える32GBも数年先には足りなくなる。
それなら長く愛用するPCを前提にしたとき、最初から64GBを選んでおくのが合理的であり、結果的にコストパフォーマンスの面でも優れた投資になると私は考えます。
私の考えをまとめるとこうです。
もしゲーム用途だけに限定するなら、32GBで何ら問題はありません。
快適さもコスト面の納得感も十分得られるはずです。
制作環境や研究用途に活用し尽くすつもりなら、迷わず64GBを選ぶべきだと私は断言します。
その違いは机上の数字ではなく、実際の作業中にストレスという形で直撃するものだからです。
だから私はこう強く思っています。
64GBこそが、未来に備える答えだと。
RTX5090というモンスターGPUを選んだ瞬間から、半端な構成はもったいない。
ただただその一言に尽きます。
未来への投資。
このシンプルな言葉が私の思いを最もよく表してくれる気がします。
RTX5090を選んだ自分に後悔しないために。
そう考えるからこそ、私はこれからPCを組む仲間たちに、迷ったらぜひ64GBを選んでほしいと心から伝えたいのです。
Gen5 SSDとGen4 SSDをどう使い分けると快適か
実際に何台もPCを組んできた経験から言えるのは、ストレージの選び方一つで体験がガラッと変わるということです。
なかでもGen5 SSDとGen4 SSDの使い分け方が、快適さとコストの両面で本当に大きな差を生みます。
以前の私は「とにかく速さこそ正義だ」と思い込んでいましたが、40代になって仕事でも家庭でも落ち着きを求めるようになると、それが単純な話ではないと気づかされました。
Gen5 SSDの速度は本当に衝撃的でした。
初めて理論値が14,000MB/sに達するという話を聞いたとき、具体的に何が変わるのかは想像できませんでした。
けれども実際に8K動画を扱い、大量の素材を移動する場面に直面すると、その爆速を全身で体感します。
数百GB級のデータをコピーしても待ち時間はほとんど気にならず、苛立ちを覚える瞬間すらない。
仕事の途中で無駄に手を止められるのは本当に嫌いなのですが、そうした「無駄に削がれる集中」がなくなるのは大きな価値でした。
ただ冷静に考えれば、毎回そんな重い作業を繰り返しているわけではありません。
こうなると「何でもかんでも最上位が良い」とは言えないのです。
普段のゲームプレイだけで考えても、Gen4 SSDで十分なシーンがほとんどです。
実際、私の手持ちの環境ではロードも一瞬に感じるほどで、むしろこれ以上を求める必要があるのか疑問を覚えるほど。
私は仕事でも家庭でも「安心して快適に過ごせる環境」を大切にしていますが、そうした価値基準で見るとGen4 SSDの存在感はまだまだ強いです。
実際、CrucialやWD製のGen4 SSDを導入したとき、ファンの音が静かになり、PC内部の温度も落ち着いたことを実感しました。
ここはGen5を入れるうえで避けて通れない課題だと痛感しました。
発熱が大きいためにヒートシンクを追加したり、場合によっては専用ファンを載せる必要もあります。
その結果としてPC内部の静けさが犠牲になる。
RTX5090自体が高発熱なのに、そこへさらに熱源を置くのは神経がすり減ります。
深夜にレンダリングをかけ続けているとき、ファンが思い切り回る音で集中が途切れることもあるんです。
だから冷却設計は本気で考えなければいけないと何度も学ばされました。
一方で、スピードが収益に直結する状況ではGen5はやはり強力です。
動画を編集する際のキャッシュ置き場、RAW写真の現像処理、AIの学習用データなど、いちいち待たされない安心感は確かに大きなメリットです。
ただ、そこまで処理を要しない領域ではむしろGen4のほうが扱いやすい。
OSやゲーム環境の基盤、日常の保存や整理なら電力効率や静音性も含めGen4が丁度良いのです。
そのためどちらかを一方的に優れていると断じるのではなく、役割を振り分けて利用することが現実的な答えになります。
私は実際、最近の仕事用マシンを構築した際にこの住み分けを意識しました。
キャッシュ処理や高負荷の素材移動にはGen5、長期保存や日常利用にはGen4。
この組み合わせにしたら、全体の安定感がぐっと増して、作業中のストレスも驚くほど減りました。
正直な話、予想以上の安定ぶりで驚きましたよ。
2TBモデルで比べると、Gen5とGen4ではまだ倍近い差が普通に出ます。
その金額を別のパーツ、たとえばメモリの増設や冷却システム強化に振り分けたほうが、トータルで見れば快適になるケースが少なくないのです。
ですから「最新だからGen5にすべきだ」という短絡的な選択は避けるべきだと考えるようになりました。
必要な領域に限定して導入する人にこそ、Gen5の真価は発揮される。
私はそうはっきり感じています。
すべてのストレージをGen5にするのは賢明ではない。
むしろ冷却やコストの縛りを意識したうえで一部に限って活用することで、結果的に最もバランスの取れたマシンになるのです。
現実的な最適解は見えてきます。
超高速I/Oが必要なクリエイティブ作業にはGen5を、それ以外のシーンではGen4を使う。
この切り分けが安心できる環境を支えます。
安心感。
信頼感。
無駄のない整理整頓。
私がストレージに求める三つの軸です。
40代になり、若い頃のように「とにかく新しいものを」と飛びつく気持ちは和らぎました。
今はむしろ目の前の環境をいかに長く、安定して動かせるかに意識が向いています。
それこそがパーツ選びにおける本当の知恵なのだと、しみじみ実感しているのです。
SSD規格一覧
| ストレージ規格 | 最大速度MBs | 接続方法 | URL_価格 |
|---|---|---|---|
| SSD nVMe Gen5 | 16000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen4 | 8000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD nVMe Gen3 | 4000 | m.2 SSDスロット | 価格 |
| SSD SATA3 | 600 | SATAケーブル | 価格 |
| HDD SATA3 | 200 | SATAケーブル | 価格 |
大容量データを扱う際のストレージ増設アイデア
その中で最も大事だと痛感しているのは、GPUそのものよりもストレージの設計です。
高性能なグラフィックカードを積んでいても、ストレージ周りが弱ければ全体のパフォーマンスは足を引っ張られてしまいます。
だからこそ、私はまずストレージの構成をどう考えるかを優先しています。
初めて大きな映像プロジェクトを手掛けたときのことを今でも覚えています。
作業に夢中で気づけばシステムドライブは真っ赤に点滅し、操作するたびにPCがもたつく。
あの瞬間の焦りといったら、背中にじっとりと冷や汗をかいたのを忘れません。
そこで学んだのは「ストレージは余裕を持つべきだ」という単純だけれど重大なことでした。
私がまず選ぶのはやはりNVMe M.2 SSDです。
世の中にはより新しいGen.5もありますが、実際に使ってみると正直なところ発熱の問題でがっかりしました。
あれは耐えられなかった。
だから今は迷わずGen.4、それも2TBクラス以上を基本にしています。
安定していて現実的、それが一番なんです。
それから私はストレージを一台にまとめず、明確に切り分けています。
昔、一つのSSDにすべてを載せていた時代がありました。
ある日突然、そのドライブが読み込めなくなり、進行中の案件の素材も全部消えた。
頭が真っ白になって、言葉も出ませんでした。
そこから学んだのです。
システム用、作業用、保存用と分けておけば、被害は最小限にできる。
単純な工夫なのに効果は抜群でした。
ケースの選び方も甘く見てはいけません。
見た目が格好いいという理由だけで買ったケースに、思いのほか拡張スロットが少なかったことがあるんです。
だから今は購入前に必ず拡張余地を確認しています。
高性能パーツを積んでも、ケース設計で台無しになったら本当に惜しいですから。
外付けストレージも使いどころ次第です。
最近のポータブルSSDは驚くほど速くて便利になりました。
クライアントへ素材を届ける時などには手放せません。
ただし、大規模な映像レンダリングに使ってみると途端に不満が出る。
内蔵SSDと比べると、あの「あと少し速ければ」というもどかしさはどうしても消せないんです。
だから私は割り切って使います。
内蔵は主力、外付けは補助。
この単純な整理だけで、作業効率が格段に上がります。
あるとき動画編集中に、裏でゲームが勝手にアップデートを始めて処理が一気に重くなった。
イライラして投げ出したくなったあの経験は強烈でした。
それ以来「遊びと仕事は物理的に分ける」と徹底しています。
おかげでどちらの時間も快適になった。
実に分かりやすい教訓でした。
動画の素材も3Dモデルも、「いつか使うかもしれない」と思って消さずに積み上げる。
何百GBなんてあっという間です。
クラウドに逃がそうとしても、高解像度の編集作業ではローカルに置いてなければ現実的ではない。
だから私は複数のストレージを組み合わせて、用途ごとに整理するようにしています。
そうすることで日常的な効率はもちろん、精神的な安心感が全く違います。
整理整頓は仕事の一部、そう実感しています。
RTX5090は確かに圧倒的なGPUです。
描画性能は惚れ惚れするほどで、一度味わうともう戻れない。
しかし、このパワーもストレージのボトルネックで持ち腐れになる。
だから私は「GPUに投資するならストレージにも同じように投資する」と決めています。
バランスこそが快適さを長く保つカギだからです。
今の私の答えはこうです。
2TB以上のGen.4 NVMe SSDを必ず用意する。
さらにシステム用、作業用、そして補助用と複数に分散する。
外付けSSDはあくまで補助として活用し、ゲームと仕事も区別して管理する。
これだけでも日々の作業は大きく安定し、RTX5090の能力を安心して活かすことができます。
その答えは派手さよりも堅実さにありました。
快適な作業。
そして安心できる日常。
それが、私がストレージ設計で最も大切にしていることなのです。
RTX5090 ゲーミングPCに合わせたケースと冷却パーツの選び方
大型GPUを無理なく収めるためのケースサイズの基準
RTX5090を使うなら、最初から余裕のあるケースサイズを確保しておくことがいちばん大事だと私は考えています。
外から見れば一応収まっているように映るものの、内部はケーブルでごちゃごちゃし、熱が溜まってしまって、たちまち不安が募る状況になったのです。
せっかくハイエンドのGPUを導入したとしても、その性能を支える土台となるケースが追いついていなければ意味がない。
だから私は、スタート地点であるケース選びが一番の勝負どころだと痛感しているのです。
仕事帰りに量販店で展示されていたRTX5090を手にした時、まるで分厚い辞書を横向きに置いたかのような存在感。
全長35センチ級の大きさに、心の中で「これ、本当にパソコンに収まるのか？」とぼやかずにはいられなかったのです。
あの迫力を体感した瞬間、私はスペック表をうのみにするのは危険だと改めて思いました。
最大対応GPU長をチェックするだけでは足りず、冷却ファンやラジエータのスペース分もしっかりと見積もらなければならない。
過去にその点を甘く見て痛い目を見た経験がある私は、今では絶対にプラス5センチの余裕を見込んで選ぶようにしています。
その失敗は、フルタワーからミドルタワーへの移行を考えた時に起きました。
確かにカタログ上では「ギリギリ入る」と記載がありましたが、実際は電源ケーブルの奥行き分が邪魔をして物理的に収まらなかったのです。
あの瞬間は本当に悔しくて仕方ありませんでした。
数センチの差に阻まれて、完成を諦めざるを得なかったのですから。
「たかが数センチ、されど数センチ」。
その教訓は今でも胸に残っています。
GPUの大きさを考えるとき、高さや幅も見落としてはいけません。
厚みが3スロットを超える大型カードでは、隣の拡張スロットに予定していたパーツが干渉してしまい、泣く泣く諦めざるを得ないこともあるのです。
私はその場面に直面した時、机の前で頭を抱えました。
たわみがマザーボードに負担をかける可能性があると知った時は、正直冷や汗ものでした。
だからこそ、サポートステイを取り付けた時に得られる安心感は格別です。
小さな補助パーツひとつで心の余裕が違ってきます。
最近のケースはピラーレスデザインが流行しており、ガラスパネルで内部を美しく見せるスタイルが人気を集めています。
ただ率直に言うと、私は見た目を優先しすぎるケースには警戒心を覚えます。
ガラスで囲まれた内部は、想像以上に熱がこもるのです。
性能を本当に活かしたいなら、フロントはメッシュでしっかり吸気を確保し、サイドはガラスを採用して見栄えを楽しむ。
そうやって冷却性とデザイン性を両立させるのが、私にとっての「ちょうどいい」選び方です。
気を付けるべきなのは「入るかどうか」だけではありません。
冷却の流れをどう設計するかや、清掃やメンテナンスのしやすさも、長期間快適に使うためには重要になります。
特に12VHPWRケーブルは、思っていた以上にスペースを食う。
ある店で展示機のパネルが閉められず、店員さんが苦笑いしている場面を見かけましたが、あれは決して笑えない現実です。
カードが入っても、ケースが閉まらなければ意味がないのです。
そのとき私は「机上のスペックでは語れない難しさがある」と実感しました。
さらに、拡張性も軽視できない大事な要素です。
SSDベイが増設できるか、360ミリラジエータが搭載できるか、それらは単なる「おまけ」ではありません。
将来的にシステム全体がどう成長していくかを見据えると、必要な器を最初から備えておくことが結局のところ安定稼働につながります。
中途半端なケースを選んだばかりに、数年後に熱対策で悩まされ、結構なコストと時間を費やす人は少なくない。
私はそんな遠回りを二度としたくないと心に決めています。
最終的に、私は迷った時はフルタワーを選ぶという習慣に落ち着きました。
内部のスッキリとした広さに心が落ち着き、ふとした瞬間に「やっぱりこの選択で正解だった」とつぶやく自分がいます。
快適さとは心に余裕を与えてくれるもの。
そう実感しますね。
大型GPUに振り回されて文句を言うのは簡単ですが、現実的にはケース側を合わせるしかありません。
RTX5090クラスを導入するなら、そのカードがのびのびと力を発揮できる懐の深さを持つケースを準備しておくこと。
その環境を整えてから使い始めれば、余計な不安を抱える必要もなく、作業に集中できます。
私は強く思います。
どうせ長く使い続けるなら、後悔を残さない選択をするべきだと。
だからこそ、声を大にして伝えたいのです。
ケースサイズは決して妥協してはいけない。
余裕こそがパフォーマンスを引き出す条件だからです。
最初にしっかり備えてしまえば、その後はずっと快適に過ごせる。
心からそう信じています。
安心感。
そして何よりも、信頼できる環境。
こうした土台があるからこそ、日々の作業や趣味の時間が安定して続くのです。
私はそう断言します。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48450 | 100766 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 31992 | 77178 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30003 | 65995 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29927 | 72584 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27029 | 68139 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26375 | 59548 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21841 | 56149 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19821 | 49904 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16479 | 38921 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15915 | 37762 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15778 | 37542 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14567 | 34520 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13675 | 30506 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13138 | 31990 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10768 | 31379 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10598 | 28257 | 115W | 公式 | 価格 |
GeForce RTX5090 搭載ハイエンドPC おすすめ5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BW
| 【ZEFT Z55BW スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BU
| 【ZEFT Z55BU スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700KF 20コア/28スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | クーラーマスター MasterBox CM694 |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | ブルーレイスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60V
| 【ZEFT R60V スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 128GB DDR5 (32GB x4枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | CoolerMaster COSMOS C700M |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus PLATINUM認証 電源ユニット (ASUS製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | ブルーレイスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GY
| 【ZEFT Z55GY スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285K 24コア/24スレッド 5.70GHz(ブースト)/3.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：5000Gbps/3900Gbps KIOXIA製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GA
| 【ZEFT Z55GA スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6800Gbps Crucial製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
空冷と水冷、長時間作業で扱いやすいのはどちらか
RTX5090を搭載したパソコンを長時間使い込むと、結局どこに行き着くかといえば冷却方式の選択に尽きます。
私自身いろいろ試してきましたが、落ち着くのはやはり空冷なんです。
水冷の性能を否定するつもりはありません。
余計な不安を持ち込みたくないからです。
水冷は構造上、ポンプやラジエーター、冷却液といった可動部品が多く、そこに確実にリスクが潜んでいます。
私はかつて、水冷のポンプから妙な音がしてきて「これはやばいんじゃないか」と内心焦ったことがあります。
静かなオフィスでのことだったので、余計に音の存在感が大きくて、集中力がそがれてしまいました。
埃を飛ばしてやる程度の手入れで事足ります。
余計な気苦労を抱えずに済むのはありがたいことなんですよ。
実際に私は長時間のRAW現像を走らせ続けたことがありますが、そのときも空冷機はしっかりCPUのクロックを維持してくれました。
朝から晩まで作業が続いても温度の急激な乱高下がなく、心配でストレスを感じるような展開には一切なりませんでした。
ほっとした瞬間をいまでも覚えています。
静音性という点だけを取り上げれば水冷のほうが分がありますが、全体のバランスを考えれば空冷の頼もしさを選びたい。
結局そこに戻るんです。
頼れる安定感。
一方で、水冷の長所を認めざるを得ない場面も確実にあります。
たとえばRTX5090とハイエンドCPUを組み合わせて、4Kや8Kクラスの膨大な動画編集を行うようなケース。
GPUもCPUもフル稼働し、発熱が一気に限界まで押し上がる環境では、水冷クーラーの強烈な冷却性能は疑いようがありません。
特に360mmラジエーターの大型モデルであれば、温度をグッと押さえ込み、処理落ちすることなく作業を進められるのです。
そのときの頼もしさは、正直「やっぱり水冷すごいな」と思わされる瞬間です。
走り出したばかりのEVが急速充電で力を取り戻すようなイメージが頭に浮かぶ。
普段必須ではなくても、限界性能を引き出すシーンで確かに光るのが水冷です。
ただし設置や運用のハードルは簡単には無視できません。
私もかつて、水冷化を試みるにあたりケースを買い替える羽目になり、さらに配管がうまいこと収まらず、結局部屋の模様替えまですることになった苦い経験があります。
家庭のリビングに置くPCならなおさら、家族の目に触れるデザイン性との折り合いも必要になります。
その点、空冷はケース選択の幅がぐっと広い。
ピラーレスのガラスケースにするにしても、空冷ならきれいに収まってくれるんですよ。
さらに、冷却液の補充や経年劣化といった細かな心配を抱えずに済むのも空冷の大きな魅力です。
毎日仕事で酷使するビジネスマシンだからこそ、トラブルの種は一つでも減らしておきたい。
そして最近の空冷クーラーは驚くほど進化しています。
大型のヒートシンク、堅牢な造りのファン、その存在感は見た目を超えるほど頼もしい。
私は市販PC標準の小さなクーラーでは物足りなく感じ、思い切ってNoctuaの大型空冷モデルを導入しました。
あの安心感は忘れられません。
嬉しい結果。
もちろん、静音性でだけ見れば完全に勝てるわけではありませんが、それ以上に心強い「安定性」を空冷は提供してくれます。
毎日、集中して作業を積み重ねたい私にとって、それは金銭以上に価値ある支えです。
余分なリスクを抱え込む必要はない。
そういう実感が強まってきました。
ではどちらを選ぶべきか。
長時間安定した作業が前提であれば、私は空冷に軍配を上げます。
余計な部分で壊れにくく、定期的な簡単な掃除だけで維持でき、同じ性能を長期間にわたり引き出し続けてくれる。
その強さはシンプルゆえのものです。
一方で「冷却力も静粛性も見た目も全部こだわりたい」という方なら水冷を試す価値はきっとあるでしょう。
ただ、ビジネスやクリエイティブ制作など毎日の相棒として選ぶのなら、安心して任せられる空冷が最も合理的な解になると私は考えています。
最終的に机に向かう自分が大切にしているのは、派手さではなく「今日も安全に作業を続けられる」という実感なのです。
毎日の積み重ねを支えるのは、静かで確実に働き続けてくれる空冷方式。
経験を通じて私は強くそう思っています。
静音性やエアフローが作業環境に与える効果
どれだけ性能が高くても、熱がこもってしまえば性能は落ちますし、ファンの騒音が常に耳にまとわりつくようでは作業への集中力が続きません。
私ははっきり言ってしまうと、最初の導入でこの点を甘く見て失敗しました。
性能だけに目がいってしまい、肝心の作業環境を壊してしまったんです。
疲弊感。
ヘッドホンをしても遮れない。
まるで電車の車内で常に空調の音を聞かされているような、あのじわじわした疲れです。
夕方には肩が重く、正直へとへとになっていました。
そんな状況を抜け出すきっかけになったのは、ケースを大幅に見直したことでした。
ファンをただ強く回すのではなく、空気の流れを考え直したんです。
ケースそのものを変え、吸気と排気がスムーズに動くルートを作り、ファンの数や角度を調整してみました。
するとどうでしょう。
驚くほど静かになったんです。
同じRTX5090なのにここまで音が変わるのかと、あまりの違いにしばらくその静けさを楽しんでしまったほどでした。
静かなPCに囲まれる環境は、自分の気持ちにまで驚くほどの余裕を与えてくれるんです。
実感したのは、空気の流れを整えることが温度管理以上の意味を持つということでした。
結果として騒音が減り、GPUが熱で性能を抑え込まれることも避けられる。
この「安定感」がどれほど大事かは、実際に長時間使ってみると嫌というほどわかります。
RTX5090のようなハイエンドGPUは、数時間単位で全力で動かしてこそ真価を発揮します。
信頼性。
特に心に残ったのは、静音化が作業精度そのものに効いてくる点でした。
雑音が消えるだけで、耳に入る情報の質がこんなにも変わる。
何気なく流していたBGMの微かな音まで自然に耳に届き、集中していると細かな音の違いまではっきりと感じられるようになります。
ゲーム開発や音楽制作のように音を扱う仕事にとって、この違いは決して小さくありません。
本当に驚きましたよ。
あの瞬間、静けさはまさに生産性そのものなんだと悟りました。
ほんの少しファンの位置を動かすだけでエアフローは一変します。
RTX5090は高性能の裏返しとして多大な熱を生むため、ケース設計は腕の見せ所です。
私は以前、展示会でユニークなPCケースを体験したことがあります。
外装に木製パネルを取り入れたモデルだったのですが、排気が制限されそうに見えるのに、絶妙な設計によって驚くほど静音を保っていました。
見た目の美しさと性能のバランスをここまで取れるのかと、技術者の工夫に心底感心しましたね。
見た目と静音の両立、その難しさと凄みを実感しました。
そして、私自身が身をもって気づかされたのは、冷却と静音が単に快適さを生むだけでなく、パーツそのものの寿命を守るという事実でした。
GPUやCPUだけでなくSSDまでも、負荷が続けば熱にさらされ性能は抑え込まれる。
積み重なれば故障や寿命の短縮にもつながる。
数十万円かけて導入したパーツをそんな理由で早々にダメにしたくはありません。
長く大切に使うための工夫です。
音が静かで、温度が安定して、機械の力が素直に出し切れる。
性能があるのに周囲の環境がそれを邪魔してしまうのは、あまりにももったいない。
だから私は、ここで強調しておきたいと感じます。
選ぶべきは、冷却と静音を優先するケースです。
追加の冷却パーツや吸排気の設計を工夫し、必要なら防振や制御技術を取り入れる。
その積み重ねは地味に見えて、毎日の作業と向き合ったときにこそ本領を発揮します。
RTX5090の力を正しく引き出せる環境を整えるために、最後に確かに言えるのはこれです。
音と温度、この二つを甘く見ないでください。
それが最終的に自分の仕事を支える最大の条件なのだと私は心から思います。
RTX5090 搭載ゲーミングPCを購入前に確認しておきたい点
動画編集用途ではRTX5090はオーバースペックになるのか
RTX5090についてあれこれ調べたり実際に試したりした結果、私が強く感じたのは「多くの人にとっては必要ない」ということです。
もちろん、それがすべてではないのですが、冷静に使う場面を考えると本当に限られてくるんですよね。
特に動画編集をメインでされている方にとって、4Kが中心ならば正直言ってオーバースペック感が強い。
私自身、8K RAWでの編集を実験的に行ったことがあるのですが、そのときRTX5090の威力をまざまざと体感しました。
今までならプロキシ変換を経由しないとまともに進まなかった作業が、いきなり生の状態でサクサク動く。
プレビューが途切れないだけで、これほどストレスが削られるのかと驚かされました。
あの瞬間、パソコンの前で思わず「なんだこれ、快適すぎるだろ」と声に出していたんです。
仕事で長年編集を続けてきた身としては、まさに環境が一変する瞬間ともいえる体験でした。
その一方で、現実的に仕事の大半は4K編集。
人によってはフルHDが中心という方も多いでしょう。
私がBTOショップで5080を触ったとき、プレビューやレンダリングの動作感に大きな差がなかったので肩の力が抜けました。
書き出し速度が多少速いとはいえ数分の違い。
正直「誤差」なんです。
もちろん毎日数十本の動画をレンダリングする制作会社なら積み重なって大きな差になります。
でも個人YouTuberや副業レベルで編集をしている人にとっては、そこに何十万円もの価値を乗せるのは現実的ではないと思うんですよね。
重要なのはGPUだけで答えが出ないという事実です。
メモリやCPUはもちろんですが、特にストレージがボトルネックになりやすい。
私は以前、SATA接続のSSDをそのまま使っていた頃は「5090って意外と大したことないな」と思っていました。
ところが最新のGen.5 SSDに入れ替えた瞬間、読み込み待ちのストレスがゴソッと消え、GPUが本来の力を引き出してくれるようになったんです。
そのとき理解しました。
結局はトータルバランスなんだ、と。
そして忘れがちな冷却の問題。
RTX5090は消費電力も発熱も桁違いです。
笑い事で済めばいいですが、実際には安定稼働を脅かす要因になりかねません。
それが現実だと思います。
最新世代のエンコーダについても少し触れておきたいのですが、これは確かに魅力があります。
配信用の動画をAV1やH.265で書き出すスピードは格段に向上しました。
しかし気をつけたいのは、5080や5070Tiとの比較では秒単位の差にとどまることです。
その数秒をどう捉えるかが分かれ道ですね。
私は正直、そのためだけに5090へ乗り換える理由にはならないと考えています。
つまり、私の答えはこうです。
大半のクリエイターにとっては5080でも十分。
むしろコストと消費電力のバランスからみても5080のほうが安心して長く使える。
5090を真に必要とするのは、常時8K編集を行い、VFXや合成を多用する過酷な現場のプロ。
映像制作を効率の限りで突き詰める、そんな人のための一品だと感じています。
それ以外の方には、ただの重い宝物になってしまう。
私は若い頃、常に最新の機材を導入しなければ取り残されると本気で思っていました。
でも40代になった今は少し考え方が変わっています。
何をしたいのか。
それにどの部分の効率を求めるのか。
結局は、数値やスペックではなく「仕事や生活の中でどれだけ意味を持つか」がすべてですね。
最後にひとつ伝えたい。
RTX5090は間違いなく夢のような性能を秘めたGPUです。
ただし夢は夢。
私はその判断こそが一番大切だと強く思っています。
正直な気持ち。
RTX5090とRTX5080を比べて実際の使い勝手に違いはあるか
RTX5090とRTX5080をしばらく並行して使ってみて、改めて思ったのは「人によって正解が違う」という単純だけど重要な事実でした。
性能差は確かに存在します。
ただ、紙面上やベンチマークの数値だけでは語りきれない部分が大きくて、実際に自分の仕事や趣味の中に組み込んで初めて「なるほど、こういう違いなんだ」と実感しました。
結局のところ私が強く感じたのは、本当に最高のパフォーマンスを必要とする場面を抱えている人には5090が向いていますし、多くのユーザーが求める快適さの範囲なら5080で十分だということです。
必要とする水準次第で自然と答えが出る。
そういうことです。
ゲーム用途から話すと、やはり5090は別格だと感じます。
性能表を見たときには「さすがにここまでのメモリ容量はいらないだろう」と思っていましたが、実際に4Kや8K、フルレイトレーシングでプレイを重ねると違いがはっきりと見えてくる。
フレームレートの落ち込みが最小限で済むあの安心感は何よりも貴重で、長く遊んでいると精神的な余裕すら変わってくるんです。
正直、贅沢な安定感ですね。
一方で5080はどうかというと、普段のプレイでは全く問題なし。
むしろ「これで十分だな」と思わされるほど。
ただ、AAAタイトルを最高負荷で回したときに、シーンによって「おっ、ちょっと苦しそうだな」と伝わってくる瞬間があるんです。
それでもゲーム体験全体の99パーセントはきっちり満足できるレベルにあるという点は強調しておきたいところです。
仕事での差も見逃せません。
特に映像編集をしていると明確に時間の違いとして跳ね返ってきます。
私の場合は趣味レベルの動画からクライアント案件まで幅広くやりますが、5090を使うと書き出し時間が目に見えて短くなる。
8K動画をいじってもリアルタイムプレビューが止まりにくい安心感は、思っている以上にストレスを和らげてくれるんです。
これ、本当に助かるんですよ。
一方で5080でも作業は十分可能ですし、ほとんどのケースではスムーズです。
ただ、納期が迫っているときや何度も微調整を繰り返すような場面では「もう少し速ければよかったのに」と感じるシーンが確かにある。
こういう些細な待ち時間が気になるかどうかで評価は変わります。
気にしない人にとっては全く問題のない実力を持っています。
結局のところ、自分がどんな働き方をするかが全ての鍵です。
納期に常に追われる私にとっては5090がもたらす余力は安心料のようなものでした。
逆に、趣味の範囲で映像を触る人や、多少待ち時間が発生しても「まあ仕方がない」と割り切れる人にとっては5080が適した選択になるはずです。
無理して上位モデルに投資する必要はありません。
それと、忘れてはいけないのが電源や冷却の問題です。
5090を導入するとなると、本体ケースや電源に対しても余裕を用意しておかなければまともに動かせないのが現実。
正直、扱う側の準備も覚悟も求められるカードだと思います。
私もBTOで構成を決めるときに電源をワンランク上げたのですが、それで助かった経験がありました。
5080はその点ずっと扱いやすく、普通の環境にすんなり収まります。
この気軽さは実際に使って初めてありがたみを感じる部分でしたね。
どちらも速いけれど、全開で踏み込んだときの余力には確かな差があるんです。
そして最終的には「自分の時間をお金で買うかどうか」という話に戻ります。
私は時間を買いたかった。
だから5090を選んだんです。
実際に待ち時間が減って、精神的な負担から解放された経験を通じて、日々の仕事が軽やかに回るようになりました。
一方、同僚の一人は5080を導入しましたが、写真編集やフルHD中心の作業をメインにしている彼にとっては全く不満がない様子で、「いや、これで十分だよ」と笑顔で言っていました。
その姿を見たとき、私も「確かにそうだよな」と心から納得したんです。
結局、選ぶべきカードは自然に自分の中で答えが出るようになっています。
プロとして一切の妥協を許さないのなら5090。
堅実さとコストパフォーマンスを求める人なら5080。
それぞれの正しさは同居していて、どちらにも正解があるのです。
だから私は断言します。
RTX5090もRTX5080も、どちらも一線を画す優秀なカードです。
大切なのは自分がどこまで妥協できるか、あるいは絶対に妥協したくないか。
その一点だと私は思うんです。
未来を考えればDLSSやAI処理の発展によって、ますますパフォーマンスの重要性が高まるのは明らかでしょう。
5090という選択肢は未来への安心も一緒に買える投資になるのは間違いありません。
ただ、そこに過剰な準備を求められるかというと必ずしもそうではないのです。
現実的な実用性能をきちんと備えた5080で数年しっかり戦い抜けることも十分に可能ですから。
5090か5080か、その答えはスペック表の中にはなく、日々の暮らしや仕事の中で自分が求める快適さや余裕の度合いに委ねられている。
私はそう確信していますし、それこそが最も納得感のある答えだと思っています。
GeForce RTX5090 搭載ハイエンドPC おすすめ5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55BW
| 【ZEFT Z55BW スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN EFFA G08F
| 【EFFA G08F スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | NZXT H9 Elite ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ホワイト |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60GJ
| 【ZEFT R60GJ スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6800Gbps Crucial製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60W
| 【ZEFT R60W スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 7950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7300Gbps/6600Gbps WD製) |
| ケース | クーラーマスター MasterBox CM694 |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | ブルーレイスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55HL
| 【ZEFT Z55HL スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5090 (VRAM：32GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE：7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | CoolerMaster COSMOS C700M |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー 360L CORE ARGB |
| マザーボード | intel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi |
| 電源ユニット | 1200W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (LianLi製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | ブルーレイスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
クリエイティブ向けにはBTOと自作どちらが扱いやすいか
私がこの数年でようやく腹落ちさせたのは、業務で本気でPCを稼働させ続けるなら、自作よりBTOを選んだほうが結果的に安心できる、ということです。
正直に言うと、最初は「自分で組み立てた方がコストも抑えられて自由度も高いじゃないか」と考えていましたし、実際に自作に挑戦した時期もありました。
ただ、その後のトラブルや夜中まで調べ回る羽目になった経験を思い返すと、あれほど時間を浪費したものはありません。
仕事ではまず、シンプルに「安定してすぐ使える」という要素に勝るものはないと痛感しました。
BTOなら購入時点でメーカーやショップが動作検証を済ませているため、パーツ同士の相性なんて気にしなくていい。
誰かに相談するまでもなく、トラブルが起きたら窓口は一本化されていて、修理や交換も明確に進みます。
「迷わない」というのは大きいのです。
納期に追われている状況では、この即応性こそが支えになります。
気楽さ。
私も動画編集用にマシンを組んだ際、ストレージを用途別にきっちり分けて効率を突き詰めました。
そのときは、カスタマイズして最適解を見つけ出す過程がまるでパズルのようで、完成した瞬間は大きな達成感もありました。
やり切ったぞ、という気持ち。
パーツの知識を使いこなし、自分の工夫で安定感やスピードが目に見えて高まっていくと、これほど楽しいことはありません。
ただ、そこにハイエンドGPU――例えばRTX5090のような化け物を載せようとすると、途端に話は変わってしまいます。
部品点数が増えただけの成長では済まなくなるのです。
電源容量の確保、発熱を逃がすエアフロー、ファンの配置、ケースの形状による冷却性能。
想定以上に多くの要素を見極めないといけません。
最近流行のガラス張りで美しいピラーレスケースにも心を動かされましたが、にわか仕込みの冷却では性能が落ちる可能性があると知って、冷静さが戻りました。
見た目か安定か。
そうやって迷った私の結論は、やはり安定を優先しよう、というものでした。
少し前に知人のイラストレーターがBTOでRTX5090搭載のマシンを導入したのですが、その立ち上がりの速さには驚きました。
届いたその日に作業環境が整い、巨大サイズのキャンバスを開いても一切処理落ちがない。
まるで息をするような快適さで、私もそれを見ただけで一歩踏み出す勇気をもらいました。
「やっぱりこういう即戦力って、仕事では何ものにも代えがたい価値になるんだよな」と実感しました。
即戦力という言葉そのままです。
部品を一つ一つ選び抜き、手に入れ、相性や動作確認に気を張る。
万一不具合が出れば、メーカーへの問い合わせはパーツごとに分断され、答えもばらつく。
ネットの掲示板を夜中まで探し回る時だってある。
それを考えると、仕事用としてはやはり時間効率が悪すぎるのです。
でも責任もすべて自分で背負うことになる。
それが自作の現実です。
あのときの焦りは今でも鮮明です。
もしもその時間があれば成果物に全力を注げたはずなのに、と後悔しか残らなかった。
だからこそ、今はもう迷いなく判断できます。
私は安定性を第一に選ぶ。
そこに嘘はありません。
安心こそ最優先だからです。
もちろん、高性能マシンを自作することは夢のあることですし、技術力を高める場として魅力的でもあります。
人によっては最高の学びの方法でしょう。
ただ、日々のクリエイティブワークという長いマラソンで考えると、「余計なことで消耗しない」という選択こそがいちばん合理的だと私は考えます。
これは机の上で理屈を捏ねている話ではなく、現場で汗をかき、夜中に格闘し、自らの失敗で学んだ答えです。
同世代の仲間に伝えたい、本音からの教訓です。
だからもし今、RTX5090級のマシンを導入するかどうか悩んでいるビジネスパーソンが目の前にいるなら、私はこう言います。
「すぐに安定した力を得たいなら、BTOにすべきだ」と。
むしろ趣味としては最高に刺激的です。
ただ、本気でクリエイティブを武器にして走り続けたいのであれば、手間を脇に置いてBTOを信じるのが一番だと。
そこで迷った私が最後に選んだのは、安定でした。
今振り返ると、その選択によって判断軸はクリアになりました。
自由か安定か。
突き詰めると最後はそこに集約される。
私は安定を選びました。
今もその決断に後悔はなく、むしろ心が軽くなりました。
きっぱり断言できます。
そして思うのです。
この話はPCの選定という技術的な領域に留まらないと。
PCは道具にすぎませんが、その選択には生き方が滲み出る。
私はいま、そのことを強く噛み締めています。
安定運用のために必要な電源ユニットの容量
私は過去にGPUの性能ばかりに目がくらんで、電源に対して軽視した選択をし、痛い思いをしました。
その経験から学んだ結論を率直に言うならば、本気で安定した環境を望むなら電源ユニットに惜しみなく投資すべきだということです。
いくらハイスペックなGPUや最新のSSDを積み込んでいても、電源が揺らげばすべてが水泡に帰します。
まさに基盤を支える屋台骨ですね。
私は数年前に自作したPCで、まさにその屋台骨を軽んじた結果、ひどい失敗をしました。
立派なケースと美しいケーブルマネジメントに満足し、数字上のパーツ構成は完璧だと思い込んでいたのです。
しかし大規模なレンダリング作業を走らせた途端、突然ブラックアウト。
消えたデータを前に、呆然としばらく画面を見つめるしかなかったことを今でも鮮明に覚えています。
「ああ、自分は電源でケチったんだ」と腰から力が抜ける感覚でした。
結局、安物買いの銭失いです。
RTX5090は、ただのGPUではありません。
数字だけを見れば「ちょっと消費電力が多いな」程度にしか思えないかもしれませんが、実際には突発的な負荷の跳ね上がりが恐ろしく、その瞬間を吸収できる容量や安定性がなければ、システム全体が宙ぶらりんになります。
正直に言って、1000Wではあまりに心許ない。
私は迷わず1200Wを選びます。
いや、むしろ1200Wを選ばない理由はない、と断言できます。
電源が不足すると不安定さに直結するだけではありません。
長時間の高負荷が続くと電源ユニットの寿命も確実に縮みます。
私のようにゲームをしつつバックグラウンドで動画編集を回したり、AIの推論処理を掛けたりといった無茶な環境を作ると、余力のない電源はあっという間に悲鳴をあげます。
電源が余裕充分であること。
これ以上に安心できる条件はありません。
そして軽視されがちなのですが、効率の良さも見逃せません。
80PLUS Platinum以上であれば高効率な分、結果的に発熱も抑えられます。
発熱が下がればケース全体の冷却も容易になり、ファンの回転が落ち着くので静音性が大きく改善します。
私は過去に安価な電源を入れたせいで、常時ファンの轟音に付き合わされ、作業に集中できない時期がありました。
そのとき実感したんです。
音というものは人間の余裕すら奪うんだな、と。
静かな環境がどれほど大事かを思い知らされました。
BTOショップの推奨構成を眺めても、RTX5090の構成はほとんどが1000W以上、場合によっては1200Wを提示しています。
当初、私は「そこまで過剰じゃないか」と首をかしげていました。
そのモニター画面を見た瞬間、「これか…」と深く納得させられました。
あの衝撃は忘れません。
机にしばらく肘をつき、黙って数字を眺めていたほどです。
また、PCIe5.0世代のSSDを増設するときも油断できません。
速度は確かに圧倒的で、ベンチを走らせると驚くほどの結果が出ます。
しかしその代償に消費電力も跳ね上がり、発熱対策のためのアクティブクーラーが追加で電力を食います。
その余裕を狭めてしまう電源不足は、自作の醍醐味を台無しにすると強く思います。
40代になった今、私は若い頃よりも「長く安心して使える環境」を求めるようになりました。
昔はただ新しい技術を追いかけ、パーツのスペックで数字遊びをすることに夢中でした。
けれども今は違います。
静かで無理のない環境で落ち着いて作業できること。
それが心の余裕を生むと気づいたんです。
だから迷わず選ぶべきなんです。
余裕のない構成にすると、システムのどこかが必ず悲鳴をあげます。
PCは正直です。
ごまかしは効かない。
だから今、もし誰かに助言を求められれば、私は迷わず言います。
最終的に言いたいことは単純です。
RTX5090クラスのPCを作るなら、1200W以上、できればPlatinumクラス。
電源を侮ってはいけない。
これだけは声を大にして伝えたいのです。
これでようやく安心できるPCになります。
心から。